子供むけびっくりおせち

子供も大人も楽しいお正月。

みんなで囲むおせち料理はお正月の定番ですね。

これは、私の親せきの5歳くらいの子供たち三人が我が家に来た時の話です。

毎年のように、私は田作りや海老、数の子などの定番おせち料理を重箱につめ、親せき一同を待っていました。

親せきが到着し、みんなで食事がはじまりました。

大人はお酒を飲み、おせち料理をつまみに口ぐちに「おいしい、おいしい」と言ってくれたのですが、親せきの子供たちはおせちに手をつけません。

どうやらお正月の料理はなかなか普段から食べ慣れていないこともあって、箸がすすまずにいたみたいです。

結局、子供たちはその日みかんやお菓子を食べて休んでしまいました。

私は料理は大好きです。

お正月は毎年好きな材料を買い込んで一日中料理を作って振舞うのが恒例でした。

そこで私は次の日、一回り小さな重箱を用意し、子供用のおせちをつくることにしました。

三段重ねの重箱です。

まず一段目、これはお正月らしいおせち料理を入れることにしました。

子供でも手がつきやすいように工夫しました。

例えばかまぼこは、うさぎやカニなどのかわいらしい動物の形に飾り切りをしました。

煮しめはかわいい色つきシリコンカップにつめて入れました。

紅白なますの酢のモノは、ニンジンをハートや星の形で抜き、可愛くアレンジしました。

海老は海老フライにし、数の子と黒豆はそれぞれカラフルなピックにさしておきました。

次に、二段目には子供たちの好きな定番おかずを詰めました。

フライドポテトやミニハンバーグ、ケチャップスパゲティ、かわいく形をくりぬいた温野菜のサラダ和えなどをいれました。

最後の三段目は、カップケーキの上に生クリームやチョコレート、果物でトッピングして詰めました。

そしてその夜、またみんなで夕食がはじまりました。

子供たちを呼んで、子供用のおせちを開けるように言いました。

開けた瞬間、子供たちの笑顔があふれました。

昨日までは手をつけなかった数の子等のおかずも、ピックを持って嬉しそうに食べました。

子供たちは三人なので、すべての料理を三人ずつ分けやすいように工夫して詰めていたのも良かったのか一段目の定番おせち料理をすべて食べてくれました。

二段目、三段目はキッズ大好きメニューだったので、もちろん完食です。

また次の日も同じように夜に夕食会をしました。

メニューはすき焼きでしたが、残っているおせち料理が気に行ったみたいで、子供たちが大人用のおせちから数の子をつまんでいるのに顔がほころびました。

それから毎年お正月、私はこどもたちのためのおせちを作って帰省を待っています。

高島屋おせち