シリコーン

シリコーン
安全で多彩な機能を発揮する魔法の化合物

美容製品にも多様されているシリコーン。
一般医シリコンと呼ばれることが多いですが、本来、シリコンとはケイ素という元祖のこと。
このケイ素と酸素が長くつながってできている物質は、正しくはシリコーンといいます。

シリコーン

シリコーンのケイ素と酸素の結合はきわめて強力なのが特徴です。
水晶もケイ素と酸素でできていますが、シリコーンはその形状を油にしたようなものです。
それだけに非常に丈夫で安定性がよく、細菌や消化液、酸素など人間の体が持っているものでも、太陽光線でもなかなか分解できません。
それはつまり、食べても皮膚につけても問題を起こさないということ。
シリコーンが美容製品に多用されるようになったのも、第一にこの安全性あってのことでしょう。

化粧品に使えば伸びがよく、べたつかない使用感をもたらし、ヘアケア製品に使えば毛髪表面に膜を形成して髪の摩擦を減らし、櫛どおりのよい質感をもたらすシリコーンですが、近年
、毛根を詰まらせる、パーマのかかりを悪くすると言われ、ノンシリコーン製品であることが製品メリットとして謳われるようになりました。
しかし、シリコーンは、その分子量や構造を変えることで粘度や伸展性を調整できるほか、揮発するもの、界面活性力をを持ったものもつくれます。
メーカーも製品にどんな機能をもたせるかに応じて、ふさわしい性質を持つシリコーンを選択して使っていますから、用法・容量を守って使っていれば心配ないでしょう。

シリコーンへの疑念は本当か?
実証試験を行った「花王」の見解

シリコーン入りのヘアケア製品が「頭皮を詰まらせたり、パーマ・カラーをかかりにくくするのでは?」といった問い合わせを受け、花王(株)では、自社製品を用いて、シリコーンが
本当にそうした影響を与えるかどうかを実際に調べる試験を行っている。
その結果、次のとおり、全ての疑念が払拭された。
同社では、この結果をHPで公開。
併せて各製品のシリコーン使用の有無を記した一覧表も掲載している。

●地肌の毛穴につまり⇒無い
通常のシャンプー方法で、1ヶ月以上、連続使用した地肌の毛穴にシリコーンが詰まる兆候は見られなかった。
シリコーンの配合量や残留量、皮脂となじまず髪表面に薄く広がる性質からも、毛穴のつまりを起こすとは考えられない。

●パーマ・ヘアカラーへの影響⇒無い
ダメージ毛・健常毛の双方に対し、シリコーン配合油剤、ノンシリコーン油剤で処理したのちに、パーマのかかりやヘアカラーの染まりを調べた結果、シリコーン配合の有無によるパー
マ・ヘアカラーの効果の違いは見られなかった。

●他の成分の浸透を妨げる⇒無い
シリコーンは、洗髪中など、水のある状態では、玉状の油滴として髪の表面にあるため、過剰な量でなければ、他の成分の毛髪への浸透を妨げない。
化粧品に配合されている化学物質を一つづつでも知ることが、自分の大事な肌を守る為にも大事なことだと思います。
でも成分と併行して、正しいメイクの方法を学ぶこともとても大事だと思っています。